鳥取県三朝焼の名工、森田十雨作の黄伊羅保茶碗です。 これまでずっと出品してきましたが、在庫ももう残り少なくなってきました。 コゲの強めの黄伊羅保ではありますが、格安にて出品いたしますので、森田十雨氏ファンの方は是非この機会にご検討ください。 共箱はありませんが、作品は本物保証いたします。 格安にて出品いたしますので、お値引き交渉はご遠慮ください。 幾多の高麗茶碗の名品に倣い、完成した伊羅保、斗々屋、柿の蔕など晩年には不世出の名匠として、茶人の垂涎の一碗と呼ばれ、数寄者や茶人、愛陶家の熱烈な支持を受けましたが、道半ばで病に倒れ早逝しました。 伊羅保釉よりも明らかに黄色い黄土を使用することで焼き上がる黄伊羅保独特の色味、胴や内側に現れるコゲた火色、口縁のべべらや石ハゼなど、黄伊羅保茶碗の約束ごとを守り、三日月に削った高台にて全体の雰囲気を引き締める景色としています。 ゆっくり回したろくろに手を任せるかのようにすっと挽き上げた胴の自然な形状は圧巻で、十雨氏ならではのものです。 高台脇に十雨氏の落款（小さな二重円のような押印）があります。（写真8枚目） 口径 14.3cm×高さ 7.0cm 木箱がありませんので、かぶせ蓋の茶碗用ダンボール箱にお入れした後、厳重に梱包し、発送させていただきます。 よろしくお願いいたします。